体調管理の重要性
試験までには、悩みや不安を、できる限り、解消しておく必要があります。
まず、ある程度制御可能な自分の体調ですが、当日のコンディションによって、数十点違う場合さえもあります。
睡眠時間も重要です。
なかなか寝付けないこともありますが、試験前日には、よく眠れるよう調整しましょう。
どのようにすれば眠れるかは、人それぞれですので、最善を尽くしましょう。
寝不足では、頭が働きにくいですし、一日を要する試験では、体力が必要とされます。
午後にスタミナが切れると、パフォーマンスが低下してしまいます。
トイレ、食事、眠気覚まし
尿意、便意も、試験の邪魔をするものです。
トイレが近い人は、水分を控えたり、利尿作用がある飲料物を取らないようにするなど、注意する必要があります。
また、昼食にも配慮する必要があります。
試験が終わったら、早めに食事を摂り、しばらく休んで、午後からの試験に備えることも必要です。
特に、午後は、眠くなったり、スタミナが切れたりしがちです。
利尿作用はありますが、珈琲や、睡魔を吹き飛ばす特殊なカフェイン入りドリンクで、覚醒するのも一方法です。
魔の瞬間たる、運命の試験ですから、パフォーマンスが最大に発揮できるようにしましょう。
どうしてもトイレに行きたくなったら、時間のロスはありますが、試験官に告げて、行くべきでしょう。
便意と睡魔を比すれば、睡魔を払拭し、よりよい解答を目することを優先させるべきです。
東大の試験で、栄養ドリンク剤など、検査で引っかかったという話は、まず、聞いたことはありません。
会場の試験官も、逆に、これほど暇で長く苦痛な作業はないらしく、同じく覚醒飲料たる珈琲を飲んで、あくびをかみ殺しているでしょう。
制御しがたい、天候、交通機関を制御する
試験当日は、思い通りにいかない事象が多々起こり得ます。
試験そのものだけではありません。
天候、交通機関、人の混雑等、自分では制御できない不測の事態さえ生じます。
雪が予想される地域、時期などでは、特に注意が必要です。
電車が止まることもあり得るので、タクシーを緊急を呼ぶことにも備え、余分なお金を所持しておいたり、交通機関等の必要な情報を事前に確認しておく必要もあります。
もちろん、試験会場は、確実に把握しておきましょう。
下見をしたり、交通ルートを確認するなど、可能なら、しておきましょう。
以前、都立大学を受験しようとした人が、駅名がある目黒区辺りに間違って行き、
実際に移転先にある八王子の都立大学を受けられなかったという、喜劇か悲劇か分からないような話を聞いたことがあります。
東大も、駒場キャンパスと本郷キャンパスでは、場所が離れています。
まさか間違うことはないでしょうが、再度、確認していたほうが良いでしょう。
東京の複雑極まりない、迷路のような駅構造をくぐりぬけて、乗り換えもこなさないと、迷いに迷い、時間と体力を大きくロスする場合もあります。
田舎の人は、特に、東京の路線・改札・乗り換え迷路に嵌らないよう、やはり確認しておくべきです。
自動改札を抜けられない地方の人は、本当にいるのです。
実際に、私がそうでした。
あまりの恐怖に、泣きたくなりました。
以上、体調、天候、交通機関、食事、覚醒飲料、お金等、事前に自分で制御可能な不安や悩みは、できるだけ解決しておきたいものです。
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