学士入学だと、東大廃人になるのを避けられる(東大に横入りする方法6)

東大に横入りする方法

東大学士入学で、3年次横入りだと、東大廃人を避けられる可能性大

学士入学者は、東大の三年時からの入学となります。
この「横入り」入学の利点が非常に大きいのです。
なぜなら、普通に、東大を一年時から始めると、落伍する可能性も高いからです。
東大の留年者、退学者は、かなり多いのです。

一般入試で、やっと東大に入れた、と思っても、決して安心はできません。
優秀な者たちばかりの集団で、競争が始まり、地獄の始まりともいえます。
ずっと優秀なままでいられるのは、当然、確率上、少数だけです。
東大生の間でも、序列が出来ていき、中級以下、下位者が出現してきます。

今まで優等生で過ごし続けてきた者が、初めて、普通人、劣等生となった時の衝撃は大きいものです。
耐性がないので、立ち直れない者もいます。
たとえ、無事進級できても、成績が悪いと、現実を受け入れられない者も多いのです。
普通に単位を取り、普通に進学できても、上位成績でないと、人格が破壊される東大生もいます。

加えて、入学後は、今まで勉強したこともない、数多くの高度な専門科目の単位を修得しなくてはならないのです。
特に、外国語などは、まったく新しく始める者も多いです。
中には、ネイティヴの者もいて、会話・読解だけは、教員より優秀な学生もいます。

実際に、私も、指定された外国語の長文教科書が配られて、しばらくしてから、東大生の間で作られた翻訳テキストが出回ってきたのに接し、何だか怖くなりました。

東大生は、入学後、さらに「進学」しなければならない

また、東大生は、入学後、さらに「進学」しなければならないのです。
他の大学の学生が聞くと、ギャグのように聞こえるかもしれませんが、
東大生の何割かは、大真面目に、希望学部・学科に「進学」できるよう、必死となります。
文科Ⅲ類等、入学した科類によっては、一~二年時を、駒場キャンパスで、前期教養課程として過ごした後、
三年時に、多くは本郷の専門課程に「進学」する必要があります。

東大特有の、いわゆる「進振り」、進路振り分けが待ち構えています。
多くの単位を修得しなくてはいけない量の競争に加え、希望の科に進学するために質の競争に勝ち抜かねばなりません。
制度だから、仕方がありません。
失敗すると、本当にやりたい学問ができなくなってしまいます。
量・質両面の過酷な競争に耐えうる学力、体力、精神力は、もちろん必要です。
加えて、将棋の三段リーグ、順位戦のように、運や巡り合わせや、状況によっては、なぜか誰かに付けられた序列評価、ランキングに、神経と結果をやられます。

人間偏差値は元々低い、劣等生の可能性

懸念すべきは、勉強だけではありません。
入学から一人暮らしを始めると、生活環境も激変します。
生活や事務処理を巧くこなせず、勉強以前に失敗していく、元々欠落した東大生もいます。
努力が報われづらい、相性や人間性が関わる、恋愛や人間関係などに苦悩し、打撃を受ける東大生も多いのです。
東大生は人間ができていない、などの偏見、罵倒が、好んでされがちで、無念ですが、
一部、事実なのは認めざるを得ません。

その点、学士入学という「横入り」は、いきなり三年生からの入学です。
過酷な進路振り分け競争を免除されています。
すでに、大学生活、社会人生活も経験しているので、勉強以外のことでも耐性があります。
私も、充分過ぎるほど、すでに、劣等生、底辺との評価を受け過ぎていたので、この点は、問題ありませんでした。
とにかく、一般論として、周りの優秀な東大生との戦いに敗れ、一~二年時で落伍しないためにも、三年時から入学の特殊な学士入学は、ぜひともお勧めなのです。

地獄に突き落とされる魔の瞬間を、学士入学という東大横入りは、かいくぐることができるのです。

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