受験場所の罠 確認の必要性

東大に横入りする方法

「都立大学駅」に都立大学はなく、「学芸大学駅」に学芸大学はなし

あらかじめ、受験場所を確認しておくことも重要です。
受験での学力とは直接関係ない事項ながら、事務処理同様、まめにやっておく必要があります。

同じ大学でも、複数の異なるキャンパスに分かれていることがあります。
東京大学でも、大きく、本郷と駒場があり、移動には、一時間くらい掛かります。
同じ東大でも、受験キャンパスを間違えたら、大変なことになります

また、大学や学部が移転した場合もあります。
すでに存在しないのに、駅名や地名などで残っている厄介な場合もあります。
受験生からしたら詐欺に思えますが、地元住民の意向等が優先されます。
「都立大学駅」や「学芸大学駅」などはそうで、実際に、受験地を間違えた受験生がいるという話を聞いたことがあります。

迷路たる首都圏交通網

東京は細部にわたって差異が大きく、交通機関や乗り換えが複雑です。
事前に詳しく場所を調べていなかったり、駅の構造や乗り換え要領等を把握していなかったりすると、不案内な者は、大混乱に陥ります。
朝一番に家を出たにも関わらず、午後になって、やっと受験会場に着けたというケースが生じることもあります。

地方出身者は、自動改札の通過要領さえ不明で、大の大人が、泣き出してしまう事例が本当にあります。
自動改札の冷たい外観と、厳しい作動要領が、ギロチンのような恐怖さえ与えがちです。
田舎者だった私も、実際に、かつて自動改札を通過できず、泣き出してしまったことを告白せねばなりません。
私だけではなく、同じ地方出身者で、自動改札の通過方法が分からず、パニックに陥った人の話は、時折聞きます。

天気と交通障害

受験地を把握していても、さらに、もしもの時のことを考えなくてはなりません。
例えば、当日の天気事情と交通障害です。
受験は冬であることが多いです。
冬は、当然、雪が多くなります。

東京にも、時折雪が降ります。
さらに、不可思議なことに、東京の交通機関その他は、雪に対し、かなり脆弱です。
降雪の確率と影響は、もう分かりきっているのに、なぜ、毎度毎度、東京は、大雪のたびに、大騒ぎし、狼狽するのか。
降雪地帯に住む者にとっては、理解不能な醜態です。

東京の降雪は、もちろん、受験生にとっても悪影響を与えます。
交通機関の麻痺、遅延も考えておかねばなりません。
せっかく、受験勉強をしてきたのに、受験自体が叶わないことになりかねません。
遅刻しただけでも、時間的に不利になるのはもちろん、精神的にも焦燥が募り、力を出し切れなくなってしまいます。

逆に言えば、不利になる受験生が出現する可能性がある分、事前に予期準備し、適切に対処すると、有利となります。

当日の体調、トイレ、食事

その他、受験当日には、トイレ、食事等、様々な要因が、受験に作用してきます。
コンディションも、睡眠等で、かなり変わってきます。
席の位置・具合、空調、周囲の受験生のマナー・エチケット等、きりがありません。

話を戻すと、第一段階として、まずは、受験地を確実に把握しておくことです。
目標地点を確認して後、受験地までの経路やコンディションの問題となります。
受験場たる大学に直接出向かず、郵送などで、募集要項を取り寄せる場合は、特に、現地の位置情報、交通情報を、事前に、入念に調査確認しておく必要があります。

皆様の受験を応援しております。

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